9085 北海道中央バス

北海道中央バス株式会社は、14社の子会社と3社の関連会社（うち1社はその他の関係会社）で構成される企業グループの中核企業です。主な事業は、旅客自動車運送事業、建設業、清掃業・警備業、不動産事業、観光関連事業、その他の事業に分類されます。 旅客自動車運送事業では、空知中央バス、ニセコバス、札幌第一観光バスとともに、乗合バスおよび貸切バスの運行を行っています。一部路線の運行管理はこれらの子会社に委託し、乗車券発売業務の一部は中央バスビジネスサービスが担当しています。車両や施設の清掃・警備は中央ビルメンテナンスが行い、中央バス商事から物品類やバス機器を、関連会社の中央バス総業から車両燃料を購入しています。また、中央バス自動車学園では、グループのバス乗務員研修を実施しています。 建設業では、泰進建設、勝井建設工業、藤信建設、ダイヤ冷暖工業の4社が、グループの施設建築を主に担当しています。清掃業・警備業は、中央ビルメンテナンスが担っています。不動産事業では、北海道中央バスと泰進建設が、土地建物の賃貸や売買仲介を行っています。 観光関連事業は、スキー場運営（中央バス観光開発がニセコアンヌプリと小樽天狗山を運営）、ホテル業、観光施設運営（砂川ハイウェイオアシス観光が担当）、旅行業、飲食業など多岐にわたります。その他、公衆浴場業、介護福祉事業（泰進建設）、物品販売業（中央バス商事）、自動車教習所（中央バス自動車学園）、サービス業（中央バスビジネスサービス）も手がけています。 令和6年4月1日には、連結子会社の中央バスビジネスサービスを吸収合併しました。昭和19年1月に創業し、札幌証券取引所に株式を上場しています。